【ギリシャ危機】結局その後、ギリシャの状況ってどうなったの?
こんにちは。サポートブログ編集長です。
ちょうど3ヶ月ほど前でしょうか。
世間は、ギリシャのデフォルト危機の話題で持ちきりでした。
7月中旬に、ギリシャ議会で財政健全化法案が可決化されたことで、ギリシャ政府とトロイカ(IMF・EU・ECB)とが歩み寄ったことで、皆一安心。それ以来、ぱったりギリシャ危機の話題は注目されなくなりました。
注目されない話題には取り合わないのがメディアってもんですが、個人的にはどうしても事の顛末が気になるので(苦笑)、ちょっと調べてみました。
財政健全化法案が可決された後、ギリシャではどんなことが起こったのか?
まず、ギリシャのチプラス首相は首相の職を辞し、議会解散総選挙を行うことを宣言。
選挙実施日は、9/20でした。
チプラス首相が所属している急進左派連合(Syriza)は、トロイカによる救済策や緊縮財政に反対する姿勢を掲げ人気を集めました。けれども、結局、首相は方針を変えてトロイカと妥協し、資金援助を受けることを決定しました。そんな「寝返り」を受けて、下馬評では、”Syrizaは政権を取ることは難しい”、”中道右派勢力が政権を取り返すのでは”、という見方が多かったようです。
ですが、選挙の結果はSyrizaが有効投票の35%を獲得して、与党に返り咲きました。
チプラス政権は続投となったわけです。
ここまでが、先月末までのお話です。
現在、ギリシャ政府は財政健全化を押し進めるための各種措置を議会で議論・採決を行い、トロイカが提示した再建策を遵守する方向で動いています。2年以内に、資本市場に復帰することを目指すそうで、頑張ってもらいたいです。
テレビなどのメディアでは以前ほど騒がれていませんが、ギリシャが綱渡り状態であることには変わりません。相場を動かすニュースの発信源となる可能性は否定できないので、まだまだ目が離せませんね。
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