【祝・キプロス金融支援完了】金融支援はFX業界にどんな意味があるのか?
こんにちは、サポートブログ編集長です。
XMが本拠地を構えるキプロスについて、嬉しいニュースが入ってきました。
ユーロ圏財務相会合(別名:ユーログループ)が、キプロス向け金融支援策の完了を宣言しました!
これは、キプロスが支援策の条件として要求されていた国内改革策を実行したことを受けた決定とのこと。ユーログループによれば、「キプロスの経済活動は改善傾向にあり、同国の金融システムもさらに回復している」ようです。
さて、キプロスと言えば、FX業界の世界的ハブであることで有名です。
FXトレーダーの皆さんにとっては、”今回のキプロス金融支援の成功が海外FXにとってどんな意味を持つのか?”という点だと思います。
そこで、今回のブログ記事では、FX業界への影響の観点から、このニュースを紐解いてみようと思います。
CySECブローカーのイメージ改善
2013年のキプロス危機のときには、XMを始め多くのCySEC監督下のFXブローカーに対して、サービス継続についての問い合わせが集中しました。多くのトレーダーがキプロス籍の業者に対して不安を抱いたのは無理もありませんね。
今回、ユーログループからのお墨付きで、キプロスが通常状態に復帰するという宣言が発せられたことは、キプロスに拠点を置く多くの海外FX業者に対して良い印象を与えるでしょう。
CySECへの登録申請は増えるか?
キプロスがFXの国際ハブとしての地位を再度取り戻す可能性は非常に大きいですが、新しいFX業者がCySECへのライセンス申請をしに殺到するかというと、その点は不透明と言わざるを得ません。
というのも、CySECの審査・監督がここ1.2年で厳格化しているためです。
FX業界誌には、CySECが少なからぬFX/BOブローカーに制裁金・ライセンス停止の措置を取ったというニュースが多く出ています。例えば、
ここ数か月だけで、これだけのニュースが出ています。
いずれにせよ、キプロスの正常化はFX業界にとってマイナスにならないことは間違いありません。これで、ひとまずキプロス危機はひと段落と言っていいでしょう。
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