スキャルピング探知サービスなんて時代錯誤
こんにちは。サポートブログ編集長です。
今日は世界中で大人気ゲームとなっている「ポケモンGO」が配信されました。
だからでしょうか。
今日のマーケットは非常に動きが遅いです。
皆さん、トレードそっちのけでポケモンGOに夢中なのかもしれませんね(笑)
昨日、海外のFXニュースサイトで興味深い記事が出ていましたので、ご紹介させていただきます。
B2Bシステムインテグレート業者であるGold-i社が「Scalper Watch」というサービスをローンチしたそうです。
このサービスがどんなものかというと、名前から想像がつく通り、MT4上で悪意のあるスキャルピングをしているトレーダーを監視するサポートをするそうです。
MT4サーバー上の好ましくないスキャルパーを探知したらシステム担当者にアラートを送信するという機能だけなので、強制的にトレードを止められることはないと思われます。
しかしながら、なんとも時代錯誤というか、現在の業界の流れに逆行しているサービスであると個人的にはびっくりしています。
「FXブローカーの利益を守るため」、とGold-i社CEOはニュースリリースの中で開発意図を説明していますが、スキャルピング行為によって利益が損なわれるブローカーって、DD(ディーリングデスク)方式の業者ですよね。
世界的に現在のFX業界では、STP方式やECN方式といったディーリングデスクを介さない注文執行が主流になっています。
外付けの取引手数料方式またはリクイディティプロバイダーから受け取った生スプレッドに業者の手数料をマークアップする方式のいずれにせよ、ノンディーリングであるならトレーダーの取引量が増えることは歓迎すべきことのはず。
さらに、「ブローカーよりも素早く価格ソースにアクセスできるスキャルパーが利益をほしいままにしている」と主張していますが、そんなことが出来るのは機関投資家レベルの資金を持っている、ごく一握りのトレーダーだけです。
もっと言ってしまえば、そんな超一流トレーダーはディーリングデスクを採用しているFX業者に口座開設はしないのではないでしょうか。。
Gold-iのこのサービスを利用しようとする業者はどれくらいいるのでしょうか。。
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