クレディ・スイス発表の「優れた投資家になるための10のヒント」が奥深い
こんにちは、サポートブログ編集長です。
今日はこの夏一番の暑さでしたね。。。
吹く風も暑くて、昔仕事で訪れたことのある地中海を思い出しました。
週が変わってから相場は少しこう着状態で動きが重いですね。
確信が持てないので、私は今のところは様子見です(汗)
さて、表題についてですが、クレディ・スイスは8月4日に投資に関して興味深い論文を発表しました。
Thirty Years Reflections on the Ten Attributes of Great Investors|Credit Suisse
執筆者であるクレディ・スイスのMichael Malboussin氏はウォール街で30年以上投資家・アナリストとして第一線で現在も活動しています。
投資全般についてのレポートなのですが、FXに関しても当てはまる指摘がいくつかあるのでご紹介したいと思います。
Malboussin氏のアドバイス全てに興味がある方は是非原文のレポートをご覧ください。
軌道修正することを恐れるな
私たちは一般的に、首尾一貫していることを理想的であると考える傾向にあります。
ですが、周囲の状況(相場や世界情勢を含む)は決して一貫的ではないです。
コロコロと考えや意見を変えることは世間的には良いこととはされませんが、投資においては別です。
刻々と変わる市場の状況に併せて、自分の投資戦略を臨機応変に変えることは好ましいことです。
ポジションサイズに注意
映画「ラスベガスをぶっつぶせ」の原作でもある『Bringing Down the House』(Ben Mezrich著)では、MITとハーバード大の学生たちが「カードカウンティング」というテクニックに基づく手法を使ってラスベガスで巨額の富を得ました。
彼らが成功した理由は「カードカウンティング」というテクニックによるところが大きいですが、それだけではありません。
各ゲームのオッズに対して掛けるべき適切な掛け金をしっかり把握していた、という点を見過ごすべきではありません。
これはFXでも同じことでしょう。
「どの通貨ペアをどのタイミングでショートするのか、またはロングするのか」ということに意識が向かいすぎて、自分の有効証拠金の範囲内で適切なロットサイズを考えていない、という状況はありえますね。
勉強をして実践に移す
世界三大投資家の1人であるウォーレン・バフェットが設立した投資ファンド「バークシャー・ハサウェイ」。
そのバークシャー・ハサウェイの副会長であるチャーリー・マンガー氏はノーベル物理学者であるアインシュタインの次の言葉を引合いに出して、投資の成功に読書が重要であることを説いています。
成功は好奇心、集中、忍耐、自己批判によって得られます。自己批判をすることで、自分の考えを変えて偏見を打破することができます
マンガー氏は読書こそがこれらの能力を伸ばす手段であると主張しています。
アメリカの学術機関Business Management Degreeの調査によると、上記のマンガー氏のパートナーであるバフェット氏は1日30分以上読書をしているそうです。
このことからも読書の重要性は投資の成功にも言えるのではないでしょうか。
さらに一歩踏み込むと、読書から得た知識を実践する姿勢も同じくらい重要でしょう。
FX関連の書籍を読んで知識やテクニックを得たとしても、それを実践してみないと読書をした意味はまったくありませんよね。
以上、3点を駆け足でしたが論文より抜粋してみました。
皆さんのFX取引の向上に役立てれば幸いです。
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