キプロスはFXビジネスのハブとして盤石である
こんばんは。
先週のワールドカップ最終予選初戦敗北で、少しテンション低めです。
次戦アウェーでタイと戦うようなので、ここから巻き返してほしいですね。
同じく先週金曜日は米国雇用統計の発表がありました。
市場の予想とは裏腹に15.1万人増という少し弱い数字となったため、一時ドル安が進むも、米国株高が追い風に乗って反転。
一時104円台まで円安になりました。
短期的にはトレンドの切り替わりが早いので、ポジションの手仕舞いタイミングが難しいですね。
話は変わりまして、、
XMも本拠地を置いていることでお馴染みの地中海の島国キプロス。
XMだけでなく、多くのFXブローカー、バイナリ―オプション(BO)ブローカー、その関連サービスプロバイダーが進出しています。
2000年代中盤からオフショア金融センターとなったことで、FX業者の起業が進み、現在のような「FXビジネスのハブ」としての地位を確立した次第です。
ギリシャ金融危機が飛び火して2013年にキプロスショックが起こりましたが、それ尾を乗り越えた現在、キプロスのFXビジネスは2012年頃以上の隆盛を誇っています。
毎年初夏、キプロス第二の都市リマソルではFinance Magnate主催のFXフォーラム「iFX EXPO」が開催されています。
今年のiFX EXPO Cyprusは、これまで開催されていたGrand Resort Hotelから会場を拡張しPalais des Sportsというアリーナ会場で開かれました。来場者、出展企業共に過去最大の規模で、改めてFX業界におけるキプロスの重要性が明らかとなった出来事でした。
そしてもう一つ、キプロスの重要性を再任し死させる出来事が先日起こりました。
FXブローカー、BOブローカー、プラットフォーム開発などの分野からそれぞれ主要50社の代表者がキプロスで会合を持ち、新しいFX業界の業界団体を設立したそうです。
European Brokers Assoication(暫定的に、欧州ブローカー連盟と訳します)と名付けられたこの組織は、業界の健全化に大きな役割を発揮すると思われます。
・一部の無登録業者の取扱いについて
・無登録業者へのフラットフォーム提供の禁止について
・コールセンター運営のガイドライン
・トレーダー教育
・業界の基準作り
などが、同団体で議論されることが予想されています。
これまで一方的な規制強化を断行してきた金融当局に対して、しっかりと交渉できる業界横断的な団体ができたことは投資家保護の観点からも、投資家の利便性向上の面からも好ましいでしょう。
その団体がキプロスで設立されたことを踏まえると、FXビジネスの中心地はしばらくキプロスであり続けるだと思われます。
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