【米国雇用統計】過去10年分のデータをまとめてみた
こんにちは。
今日は米国雇用統計の発表日です。
今朝は英国の、経済的打撃を顧みない「ハード(強硬な)ブレグジット」への懸念から、ポンド円相場が瞬間的に10円ほど下落しましたが、今夜の雇用統計もドル円相場を動かすのではないでしょうか。
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雇用統計発表時のトレード準備のため、そして個人的な興味のため、「過去の雇用統計が事前予想に対して上がったか下がったか」について過去データを調べてみました。
米国雇用統計は月1回なので、算出する確率の確からしさを担保するため可能な限り多くのデータを集めてみます。20年分(データ数240)くらい集まればいいなと思います。
対象となる過去20年分の米国非農業部門雇用者数のデータは米国労働省のデータベースから取得します。
事前予想のデータを見つけるのが難航しました。。。
労働相はアナリストによる予想データなんて収集していませんし、民間調査会社は無料公開していない。比較したところ、FXSTREETのデータベースが10年分の市場予想データを公開していたのでこれを利用します。
データをまとめた表の抜粋が下の表です。
このような表を2016年9月から2007年1月までの116個のデータについて、雇用統計が事前予想よりも上がったか下がったかカウントして確率を算出します。
・実際の雇用統計が予想を上回ったデータ:62個(53%)
・実際の雇用統計が予想を下回ったデータ:54個(47%)
想定したほどには両者に差はありませんでしたが、米国雇用統計は過去10年間では6ポイントほど事前予想以上の結果となる傾向があるようです。
雇用統計が事前予想を上回ればドル円は円安に動き、事前予想を下回れば円高に振れることを踏まえると、投資戦略にある程度参考にできるかもしれませんね。
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