寝耳に水の全面円高!
年始からの株式市場の好調で円安が続くものと思っていたら、連休明けから一転しての円高になってしまいました。。。
ドル円は一時111.20円台まで下がり、日足では昨年11月のトレンド底値に付きそうでした。
この円高はドル円だけでなく、主要クロス円ペアで共通して観測されています。
ユーロ円は133.20円台で一旦底を打ち、ポンド円も150.50円で小康状態になっています。
さて、今回の突然の円高、その背景には何があったのでしょうか?
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日銀、国債買い入れオペの減額
まず一連の円買いの発端となったのは、日銀が国債買い入れプログラムの減額を発表したことでした。
サプライズの発表であったこと、そして黒田総裁の退任間近であり金融政策の転換の憶測も招き、トレーダーは円買いになだれ込みました。
麻生財務相の発言
さらに、同日に円高を後押ししたのは麻生太郎財務相の株高に対する発言でした。
麻生氏は年始からの日米同時の株高について「ペースが速い」とコメントしたのですが、その発言がネガティブに取られられてしまい、日銀の買いオペ減と相俟って更なる円買いの呼び水となってしまいました。
中国が米国債投資に消極姿勢
その後、ロンドン時間・NY時間を経て相場は落ち着いたものの、一夜明けても東京勢の円買いは止まりません。
ここに、さらに燃料が投下されました。
ブルームバーグの調べによると、中国当局内で米国債の購入を減らすか停止する意見が出ているようです。
中国は世界最大の外貨準備を持っており、米国債券価格・米国債利回りに大きな影響をもたらしています。
このニュースがマーケットのリスク姿勢に冷や水を掛けてしまいました。
結果として米国債券利回りは上がったわけですが、これはドル高につながらず、昨日は一日を通して円買いとなったわけです。
ここからの展開は?
もう円買いが一服したように見えるし、でもまだまだ下げる余地があるようにも見え、とても難しい局面だと思います。
ここで新規にエントリーするのは個人的に控えたいところ。既存ポジションの維持に努めるのが賢明ではないでしょうか。
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