仮想通貨も下げ相場!ここは忍耐力がカギ
ドル売り進行と同時期に、仮想通貨市場も伸び悩みを見せています。
ビットコイン、リップル、イーサリアム、ビットコインキャッシュなど主要仮想通貨が全て下げています。とりわけ、ビットコインは本日早朝には一時1万ドルを割り込み、ここ数か月で一番の下落となりました。
これまでのパターンですと、
・アルトコイン(リップル、イーサリアムなど)の買い材料が出るとビットコインが売られてアルトコインに買いが集中する
・アルトコインの売り材料が出て、ビットコインに非難するためビットコインが買われる
という逆相関の関係が、ビットコインとそれ以外のコインの間に観測できたんですが、今回はコインの種類に関わらず全面的に下げています。
韓国発の仮想通貨全面下げ
この背景には、韓国における仮想通貨取引規制のニュースを巡る混乱があります。
そもそもの発端は、韓国法務部のPark Sang-Ki(パク・サンギ)長官が11日に、「国内の仮想通貨取引を禁止とする計画が持ち上がっている」と発言したことにあります。
この発言を受けて、ビットコイン価格は15,000ドルから13,300ドルまで大きく下落しました。
韓国大統領府は即座に「国内の仮想通貨取引を禁止するつもりはない」と火消しに走りましたが、不安が不安を呼び売りは止まりませんでした。
企画財政部など韓国の関係省庁はパク氏の発言について事前に知らされておらず、同氏には大きな非難が集まっています。
韓国政府が国内仮想通貨取引の禁止を否定したものの、市場参加者は何らかの仮想通貨取引規制は導入されるとみているため、仮想通貨の売り圧力はまだ弱まっていません。
仮想通貨市場における韓国の立ち位置
読者の皆さんの中には、
「なぜ、韓国のニュースが仮想通貨市場に大きな影響を与えるのか?」
と不思議に思っている方もいるでしょう。
仮想通貨取引を国に注目して見てみると、昨年9月までは中国が市場をリードしていました。しかし、中国政府が国内の仮想通貨取引を禁止にすると、代わって日本の投資家が仮想通貨市場で力を持つようになります。
そして、昨年11月頃から韓国での仮想通貨取引の増加が注目されるようになりました。
韓国の仮想通貨取引も、日本のケース同様、値上がり益を期待して多くの投資家が仮想通貨取引所に殺到したことで引き起こされています。
その勢いは凄まじく、韓国最大の仮想通貨取引所Bithumbは一時世界第2位の取引量を記録しました(因みに、coinmarketcapのデータによると、この24時間の取引量でBithumbは現在世界第3位となっています)。
というわけで、韓国の仮想通貨トレーダーの動きも十分に仮想通貨相場に影響を与えうるのです。
これから仮想通貨相場はどうなる?
韓国政府はまだ仮想通貨に関する法整備・規制について正式な発表を出しておらず、市場も不安に駆られて動いています。
仮想通貨全体が下がっていることから、保有している仮想通貨を法定通貨(ドルや円など)に替える動きが起こっていると思われます。
ですが、タイミング悪く為替の方も先週から荒れています。考えなしに動くと資産が目減りするだけなので、ここは忍耐がカギでしょう。このまま仮想通貨のホールドです。
Twitterの仮想通貨クラスタを見てみると、レバレッジ取引で大きく損を出している方もいるようです。こういう時、現物取引やCFD取引で良かったと安心しますね。
一時の感情に流されず嵐が過ぎるのを待つのが賢明でしょう。
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