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相場がまた動き出した!

ドル円、ユーロ円など収容通貨ペアの相場の潮目がちょっと変わってきましたね。

 

ドル円、ユーロ円、ポンド円など先週までは円高進行でしたが、昨夜から底を打って上がり始めています。

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これは良いレンジ展開ですね~。

 

ロンドン時間になって売られ始めてきたので、ここで軽く売りポジションを持っておきたいところです。 

 

先週の相場が動いた要因は?

ドル円、ユーロ円、ポンド円ともに先週も下げましたが、その要因は下記の通りだと考えられています。

 

パウエルFRB議長の議会証言

パウエル氏のFRB議長就任後初の議会証言だったわけですが、物価目標達成への強気な姿勢や年4回の利上げの可能性示唆により、ドル円は106.76円から107.50円近くまでドルが買われました。 

www.bloomberg.co.jp

 

トランプ大統領の輸入関税引き上げ発言

1日にトランプ大統領が鉄鋼・アルミニウム製品の関税を25%に引き上げる考えを表明したことを受け、ドル円は106円割れ近くまでドル売りに拍車を掛けました。

jp.reuters.com

 

黒田日銀総裁が出口戦略について発言

翌2日には、黒田日銀総裁衆議院にて質疑応答を受けました。

 

ここで、黒田総裁は「2019年度には物価誘導目標2%を達成して出口戦略を検討する」と回答しました。この発言が昨日からの円高をさらに強めたわけです。

www.bloomberg.co.jp

 

EU離脱交渉の不透明感

EU離脱交渉期限を巡り、先週EU側とイギリス側の対立が鮮明となり、ユーロとポンド共に売られました。

 

EU交渉担当官であるバルニエ氏が、貿易・経済分野でEU加盟時と同じ優遇策を維持しようとするイギリス側の条件を「良いとこ取り」と批判したためです。

jp.reuters.com

 

2日にはメイ首相が演説し、EU加盟国並みの優遇策を保持する方針を再度強調し、ユーロ、ポンドの下げは止まりませんでした。

www.jiji.com

 

と、以上が先週の為替下落の主な原因だと思われます。

 

 

今日相場が上がった理由は?

昨夜深夜から本日東京時間にかけて相場が上がったわけですが、その理由は以下の3つが指摘されます。

 

・ライアン米下院議長による関税引き上げ憂慮
トランプ大統領による「NAFTA再交渉合意が関税撤回の条件」との発言
・メイ首相の「EU離脱合意に近づいている」との強気な発言

 

これら3つの発言が日本円に対して、ドル、ユーロ、ポンドの相場を押し上げました。

 

因みにロンドン時間が始まってからは利益確定売りに巻き込まれてレンジ相場となっています。狭いレンジですが、ここでコツコツ利ザヤを抜いてきましょう!

 

 

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