【FOMC直前】Financial Timesの特集ページがとても良コンテンツ!
こんにちは、サポートブログ編集長です。12/16に全世界注目の連邦公開市場委員会(FOMC)があるので、市場には緊迫感が張りつめていますね。
経済紙、エコノミストも皆、政策金利であるフェデラルファンズレートの利上げを決定する、という見方で一致しています。
実際に市場でポジションを張る私たちトレーダーにとっては、「じゃあ利上げによってどう動くの?」というのが最大にして唯一の疑問ですよね。
色々ネットで情報を探ってみて、個人的に一番分かり易く分析がまとまっていると感じたのは、Financial Timesの特集ウェブページでした。
英語のページですので、要点だけ拾って、以下に書いてみます。
そもそも利上げは起こるのか?
12/4の米国非農業部門雇用統計(NFP)が予想以上の数値だったことを受けて、水上日にイェレンFRB議長は、”今が利上げの時であること”をきっちり示唆していたので、利上げの準備は整っている。
今回の利上げに対して、市場に影響はあるか?
「FRBは利上げをする雰囲気づくりに成功しているので、投資家および市場は12月の利上げをすでに織り込み済みである」という意見もあれば、「7年間続いたゼロ金利政策の終了は少なからず混乱を引き起こすだろう」という向きもある。
利上げは、為替市場にどんな影響を与えるか?
今回の利上げで、ドルと主要通貨の間に金利差が生まれる。それによって、例えば、金利の小さいユーロで資金調達して金利の高いドルに投資する”キャリー投資”が生まれる可能性が高い。短期的には主要通貨に対してドルは上昇すると、ファンドマネジャーやエコノミストは見ている。
以上、FXに関係するポイントだけまとめてみました。上記のポイント以外にも、動画コンテンツや図表コンテンツなどが豊富なので、一読の価値ありです。
(参考)有名トレードブログ(?)「Market Hack」で、過去FRBの利上げ1年後にドル円相場がどう動いたのか、という面白い調査結果が載っていました。
8回の利上げ中6回は1年後に円高方向に動いていたとのことです。FXトレードのことを考えるともう少し短期での結果が分かれば面白そうですね。
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