なぜ、米国雇用統計は重要なのか?
こんにちは、サポートブログ編集長です。
今日は月に一度のビッグイベント「米国非農業部門雇用者統計」の発表日ですね。
この米国雇用統計、一か月で最も相場が動くという意味で市場参加者にとっては重要な経済指標です。
でも、トレーディング以外の側面で、なぜ、米国雇用統計はこれほど注目されるのでしょうか?
今回は、「なぜ、米国雇用統計は重要なのか?」という点にスポットライトを当てたいと思います。
米国GDPの約7割は個人消費
アメリカ合衆国という国の経済構造を見てみると、個人消費がGDP全体に占める割合はおよそ7割です。世界銀行のデータベースによると、2013年におけるアメリカの個人消費がGDP全体に占める割合は68.6%でした。
Household final consumption expenditure, etc. (% of GDP) | Data | Table
米国経済にとって個人消費はとても重要なファクターであり、仕事がないと人々は消費を抑えます。だから、米国雇用統計は米国経済の状態をチェックする大切な情報なわけですね。
世界経済の状況を理解するうえでも重要
米国雇用統計は、世界経済の状態を理解するうえでの非常に重要な指標と言えます。
中国など新興国が経済成長していますが、世界の名目GDPランキングではアメリカ合衆国が依然として世界1位です(2014年時点)。
つまり、米国の個人消費が冷え込む⇒米国経済が悪化⇒世界経済に悪影響、という流れになるわけです。
こういった理由で、米国雇用統計が世界中から注目されているわけなんですね。
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