FXの取引コストはスプレッドだけでは決まらない
こんにちは、サポートブログ編集長です。
相場の下げトレンドが止まりませんね。ドル円はついに110円を切りました!
買いと売りのどちらからでも市場にエントリーできるFXの強みは、こういう下げ相場でこそ効力を発揮します。
かく言う私も現在進行形でショートポジションを仕込んでおり、利益確定が楽しみで仕方ありません(笑)
FX取引をする際に、私たちはどういった要素を重要視するでしょうか。
ブランド、顧客資金保全、約定スピード、など色々なファクターがありますが、まず第一に皆さんの多くが気になるのは、取引コストなのではないでしょうか。
取引コスト=スプレッド、と考えてしまいがちですが、FX取引でポジションを取るときのコストは、スプレッドだけでは決まりません。
取引サイズも取引コストに影響与える
Bid/Askの差、いわゆるスプレッド幅に目が向きがちですが、取引量の大きさも取引コストに直接的に影響を与えます。
例えば、ドル円スプレッドが1.8Pipsと仮定して、1lot取引する場合と0.1lot取引する場合を比較してみましょう。
1lot取引する場合の取引コスト
下記の計算より、取引コストは1,800円となります。
1.8Pips×0.01円×100,000(1lotの通貨サイズ)=1,800円
0.1lot取引する場合の取引コスト
下記の計算より、取引コストは180円となります。
1.8Pips×0.01円×10,000(0.1lotの通貨サイズ)=180円
このように、ポジションサイズも実際の取引コストに大きな影響を与えることが分かりました。
また、ポジションを持つためには、必要証拠金の存在も無視することができません。証拠金不足でポジションを取れないというケースは多々ありますので、ある意味、必要証拠金も取引コストと言えますね。
必要証拠金はレバレッジを大きくすることで圧縮可能
上の例と同様、ドル円を1lot取引することを想定してみます。このとき、レバレッジ25倍の場合とレバレッジ500倍の場合を比較してみましょう。
レバレッジ25倍での必要証拠金
下記の計算より、必要証拠金は440,000円となります。
100,000(1lotのサイズ)÷25(レバレッジ)×110.00(ドル円レート)=440,000円
レバレッジ500倍での必要証拠金
下記の計算より、必要証拠金は22,000円となります。
100,000(1lotのサイズ)÷500(レバレッジ)×110.00(ドル円レート)=22,000円
このように、レバレッジを掛けることで、ポジションを保有するために必要となる必要証拠金を大幅に圧縮することができます。これこそ、海外FXだからこそできるコスト圧縮方法ですね。
スプレッドの値も重要ですが、取引戦略によって実際の取引コストを小さくすることが可能になります。是非、一度取引される際にコスト計算を意識してみてはいかがでしょうか?
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