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CFD商品の必要証拠金の算出方法が変更に。どんな影響があるの?

こんにちは、サポートブログ編集長です。

 

今日の相場も朝から大きく変動していますね。

 

本日の日本時間午後3時半に予定されている日銀の黒田総裁の記者会見を見据えて、市場参加者はヤキモキしているんでしょう。

 

追加緩和はあるのか?

 

それとも、いつも通りの定例記者会見だけで終わるのか?

 

どちらの結果になっても、相場は大きく動きそうです!
15:30の会見が気になりつつも、今回のブログはXMからのお知らせについてです。

 

XMは2016年8月1日(金)よりCFD商品の必要証拠金の算出方法を変更します。

 

新しい算出式とは

これまでは以下の計算式でCFDの必要証拠金を算出していました。

 

必要証拠金=ロット数×固定証拠金

 

各CFD銘柄ごとに決められた固定証拠金に注文ロット数を乗じる方法でした。
8月1日(月)以降、この方式から以下の算出式に変更となります。

 

必要証拠金=ロット数×1ロット当たりの契約サイズ×オープン価格×証拠金率

  

新しい算出式の持つ意味は何か?

新しい算出式の大きなポイントは、証拠金率が導入されて銘柄のオープン価格が反映されるようになったことです。

 

今回の変更により、必要証拠金額が市場価格をより正確に反映した値に改善させることが可能となりました。

 

今までの必要証拠金計算方法では、銘柄の相場に左右されず常に一定の必要証拠金額でした。

 

一方、今回の変更により、CFD銘柄の相場次第ではより割安にポジションを持つことが可能となります(もちろん、相場が上がった場合、必要証拠金も値上がりする)。

 

具体例で効果を見てみる

必要証拠金が相場によって変わるということを具体例を用いて確認してみましょう。

 

具体例は、XMからのメールを参考にNGASを10lot購入するケースを用います。 

 

Lot

固定証拠金

証拠金率

オープン価格

必要証拠金額

従来の計算式

10

130USD

2.65

10×130USD=1,300USD

新しい計算式

10

3%

2.65

10×1000(契約サイズ)×2.65USD×3%=795USD

 

初期設定では新しい計算式を導入することで、必要証拠金が38%ほど圧縮されています。

 

では、NGASのレートが変化したらどうなるでしょうか。

 

NGASの相場が上昇した場合

NGASの相場は3.00に上昇したと仮定します。
この場合、必要証拠金はそれぞれの計算方法では次のようになります。

 

Lot

固定証拠金

証拠金率

オープン価格

必要証拠金額

従来の計算式

10

130USD

3.00

10×130USD=1,300USD

新しい計算式

10

3%

3.00

10×1000(契約サイズ)×3.00USD×3%=900USD

 

従来の計算式はオープン価格を反映していないので必要証拠金は1,300USDのままですが、新しい計算式では相場上昇を受けて、900USDに値上がりしています。

 

NGASの相場が下落した場合<

今度はNGAS相場が2.20に下落した場合を見てみましょう。

 

Lot

固定証拠金

証拠金率

オープン価格

必要証拠金額

従来の計算式

10

130USD

2.20

10×130USD=1,300USD

新しい計算式

10

3%

2.20

10×1000(契約サイズ)×2.20USD×3%=660USD

 

表の通り、新しい計算方法では、相場下落を反映して必要証拠金が660USDになりました。

 

さいごに

具体例を使って、新しい計算式ではCFD商品の必要証拠金が相場に応じて変化することを見てきました。

 

市場レート次第によっては、相場が上昇したとしても従来以上に割安にCFD商品のポジションを建てることができます。

 

CFD取引のハードルがこれまでに比べてグンと低くなった印象があります。

 

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