国内FXは「スプレッド原則固定」の看板を撤回するべきではないか?
こんにちは、サポートブログ編集長です。
先週金曜日の米国雇用統計ですが、市場予想17.2万人に対して15.6万人となりました。前回のブログ記事で、過去データから
「米国雇用統計は市場予想を下回る傾向が6ポイントほど高い」
ということが導き出されましたが、今回の結果は上の傾向に当てはまりませんでした。残念。。。
さて、先週の米国雇用統計と同日の10月7日(金)早朝の話ですが、ポンド相場が瞬間的に10円ほど動いたことに気づきましたでしょうか?
ブレグジット前後から、ポンド円から手を引いていたので私は損失を受けていませんがこれには驚かされました。
イギリスの中央銀行であるイングランド銀行はすぐさま「フラッシュ・クラッシュ(レートの瞬間的な急落)である」と火消しをし、それ以降の値動きは落ち着きを取り戻しました。
今回のポンド相場の瞬間的な値動きは、
・HFT(高速トレーディング)など市場的要因、
・メイ英首相による「2017年4月からのEU離脱交渉開始」のスピーチ、
といったものが絡み合って発生した事象であるという見解が多く見られます。
そういった市場状況ではスプレッドは当然広がってしまいます。
XMは一時的にポンド円のスプレッドは15Pipsまで広がりました。
一方、同時刻の国内FXのレートに目を向けると非常に悲惨な事態だったようです。
とある国内FX業者では、午前8:10時点のスプレッドが320Pipsとなっています。。
当然ながら大きな損失を出した方もいます。
2016年10月10日時点のヤフースタジアムの結果を見てみると、数百万単位の損失が発生しているのが分かります。
追証のことを考えると、自分のことではありませんが胃のあたりがヒリヒリしてきます。
市場の突発的な事象でレートが動くのはFX取引の常であるものの、最近の国内FXのプライスの開きは正直異常すぎます。。。
国内FX業者は各種広告で、スプレッド原則固定であることを強調して集客していますが、それは常に実現されるわけではなく、誤解を与えています。
小さな文字で、レートが変動することがある、と注意書きがしてありますが果たして何院がそれに気づいているのでしょうか。
海外FXばかり気にしているのではなく、金融庁はまず国内FXの是正に取り組むのが先決でしょう。
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