【実体験】FX取引で気を付けておきたいこと
こんにちは、サポートブログ編集長です。
アメリカ大統領選が終わり、為替市場とくにドル円相場は107円台まで円安が進み、新しい局面に突入しました。
円安方向に動いたので、FX取引を始められる方が増えてきそうな予感がします。
今回は、実際のFX取引体験から得た気を付けたい点をつご紹介したいと思います(自戒の意味も込めて)。
損切りのルールを事前に決めておく
「ビギナーズ・ラック」という言葉がある通り、考えないなしに利益を獲れてしまうことがあるFX取引ですが、やはり確実に勝ちを重ねていくためには秩序だった取引ルールを自分なりに設けておくことが必要です。
エントリーのタイミング、利益確定のタイミングなども重要なのですが、私個人としてはとくに損切りについてのルール作りが重要であると実感しています。
私の場合、ポジションを持って含み損が出ていると、
「そのうち、プライスが戻って損は解消される」
「含み損自体はまだ確定した損失ではないからあわてる必要はない」
という、思考が働いて含み損処理のタイミングを先延ばしにしてしまうことが結構ありました。
ブレクジットや今回のアメリカ大統領選のように、大きな価格変動がプラスに働いて含み損を帳消しにしてくれることもゼロではありませんが、大抵含み損を放っておくと雪だるま式に膨れ上がることになります。
証拠金維持率が300%など余裕があれば、1年レベルの長期目線で相場が改善するまで待てますが、ハイレバレッジで取引している場合、そこまで含み損を抱える体力はないかもしれません。
FXを始めたばかりの5,6年前のこと。
私はゴールドで含み損5万円を被ったことがありました。
世界情勢の不安から金の値は戻るだろうと期待して4ヶ月我慢しましたが、結局証拠金維持率に余裕を持たせるために、泣く泣く損切りをしました。
どうせ損切りをすることになるのなら、もっと早くしていれば損失は少なくて済んだはずだったのに。。
だからこそ、
「○○円の損失が出たら損切りする」
「証拠金残高の○○%に損失が達したら損切りする」
というルールを明確に作っておくことをおすすめします。
ポジションは建てすぎない
トレンドの転換点や指標発表などで、チャートが激しく動くことがあります。
こういうシチュエーションでは、プライスが動くたびに
「獲れるうちに利益を獲ろう」
という打算のため、ポジションを沢山建ててしまいがちです。
ポジションを建てるには必要証拠金が必要です。
つまり、ポジションを建てれば建てるだけ、証拠金維持率が下がるので、ロスカットされる可能性がふえることになります。
短期で全部のポジションから利益を回収できれば良いのですが、含み損を抱えつつ証拠金維持率が目減りしていく様を耐えていくのは精神的になかなかの負担となります。
そういう追い込まれた状況では不安や焦りから正しく判断できなくなってしまいます。
だから、1つもしくは2つのポジションだけに集中し、確実に1つずつポジションを処理していくことをおすすめします。
自分で作ったルールを絶対に守ること
FX取引での負けの80%近くは、結局は「自滅」が原因であると私は感じています。
自滅してしまう背景には、相場の変化やそれに伴う含み損からもたらされる不安や焦りがあります。
この不安や焦りのため、自分が決めた取引ルールに基づいて行動ができなくなります。
ですから、どんな状況でも(含み損を確定させるのは辛い!)、きっちりと自分のルールを守ってください。
これが自滅せず、相場で生き残るために最低限必要なことであると、私はこれまでの体験から学びました。
以上、ここまで書いたことがみなさんの取引の役に立てばうれしいです。
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