スワップ狙いの取引で注意すべきこと
前回の記事でお伝えしたように、今週末から月曜にかけて、XMではトルコ通貨ペアのレバレッジが一時的に100倍に制限されます。
トルコリラは高スワップポイントの通貨であり、ポジションを長く保有すればするほどスワップ金利が貯まっていきます。国内FXでは、昔からスワップの高さをセールスポイントで宣伝する手法が取られていますよね。
例えば、上の画像が国内FX最古参業者である外為どっとコムのウェブサイトTOPバナースライドの1つです。高スワップ通貨ペアがトレードできることをメリットとして押し出しています。他の有名国内FXブランドでも似たようなバナー画像は出ているかと思います。
国内FX会社は「スワップ金利を貯めて楽して儲けよう」と宣伝していますが、スワップ狙いの取引は必ずしも儲かるわけではありません。今回の投稿では、スワップ取引での注意点について説明していきます。
★6月も100%ボーナス継続中!
最大13,000円の口座開設キャッシュバックもあり!
XMのかんたん口座開設サポートはこちら
スワップポイントは変化する
通貨ペアのスワップポイントは2通貨間の金利差によって決まります。日本の日銀やアメリカのFRBなど中央銀行が政策金利を利上げ・利下げすることで、為替市場で融通される通貨の金利も影響を受けます。
例えば、XMのUSDTRY(米ドル・トルコリラ)のスワップポイントを見てみましょう。MT4上では、下図のように記載されています。
買いスワップ-243.75、売りスワップ180.95と設定されていますが、中央銀行の金融政策の決定が最終的にXMが提携しているリクイディティプロバイダにも波及し、私たちが取引するUSDTRYのスワップポイントにも変化をもたらすのです。
したがって、買いスワップがプラスになり、売りスワップがマイナスになる場合もあり得ますので、ポジションを建てる際には事前にスワップポイントを確認しておきましょう。
スワップポイントのマイナスは損失になる
上で示した画像からも分かるように、スワップポイントはマイナスになることもあります。この場合、貯まったスワップが取引の利益から差し引かれることになります。
下図のポジションの例では、取引から利益が900円出ていますが、マイナススワップ610円が差し引かれるため、最終的な確定利益は290円となります。
スワップポイントがマイナスとなるポジションの保有期間が長くなるほど、そしてポジションサイズが大きくなるほど、スワップ損失も比例して増えていきます。
含み損益を確定させるときは、スワップ祖寝室も考慮に入れて決済注文を入れましょう。
スワップ目的でも証拠金維持率には気を配ろう
ポジションの保有日数が増えることにスワップ金利は銀行の利息のように貯まっていきます。銀行の預金残高が増えていくようで気分が良いですよね。
毎日確実にスワップ金利が増えていくことに安心しきっていると、ポジションの含み損益のチェックが疎かになってしまうことがあります。
経済指標や要人発言、政治イベント、国際情勢の変化などによって為替相場が動くと、ポジションの含み損益も増減します。ポジションを放ったらかしにしてしまい、強制ロスカットが発動(XMでは証拠金維持率20%以下で発動)するなんてことも。。。
とくに、スワップ金利が高いトルコリラ、メキシコペソ、南アランドは政治と経済が不安定ですので突発的な値動きをしますのでご注意ください。裏を返せば、「それだけのリスクがあるからスワップ金利が高く設定されている」とも言えます。
以上、今回はスワップ狙いの取引をする上での注意点を紹介してきました。高スワップ通貨はある意味諸刃の剣です。個人的には、マイナー通貨ペアは中長期取引には向いていないと感じます(とくに初心者は)。
メジャー通貨ペアのうち比較的スワップ金利の大きい豪ドル、NZドルであれば、政治も経済も安定しているのでおすすめします。
★6月も100%ボーナス継続中!
最大13,000円の口座開設キャッシュバックもあり!
XMのかんたん口座開設サポートはこちら
海外FXならXM、海外仮想通貨取引ならBXONE!
BXONEの口座開設はこちら
ブログランキング参加しています。
応援していただけると嬉しいです。
海外FX ブログランキングへ