明日は日米貿易協議、起こりうるシナリオとは?
こんにちは、サポートブログ編集長です。
先週のアメリカ雇用統計は期待はずれな内容でしたね。そのせいで、ドル円は現在も下げ圧力が強まっています。
とかなんとか、この記事を書いている時点で、ロンドン時間が開始したくらいなのですが、ドル円が急に下げ始めました(!)
ニュースサイトを見てみると、「上海総合指数が大きく下げたから」、との見方も出ていますが、正直何とも言えません。背景はともかく、重要な事実はドル円が111円を大きなペースで割りこんだということです。
短期的な反応だと思われますので、ここで押し目買いをしてみます。吉と出ればよいのですが。。。(PS. 思惑通り反転し始めてラッキーでした!)
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さて、本日のトピックは明日9日(木)にワシントンで開催される日米閣僚級貿易協議です。日本からは茂木経済財政相が、アメリカ側は米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が参加します。
今回の貿易協議の焦点としては、
・7兆円超の対日貿易赤字解消のため、追加関税発動か
・日米FTA締結か、アメリカのTPP復帰か
の2点が挙げられます。
トランプ氏の発言や経済指標のように、ドル円相場に大きなインパクトが出るかは協議後の声明内容次第ではあるのですが、素人分析ではありますが、いくつかシナリオを予測してみようと思います。
協議決裂ならドル円下落
このシナリオは極端すぎて実現する確率は限りなくゼロに近いですが、可能性の1つとして考慮しておきます。
初回会合で協議終了、となるパターンです。ほぼ100%あり得ないでしょうね(苦笑)これが実現してしまったら、米中のように貿易戦争突入です。
その場合、市場参加者はドル円から一旦撤退し、ある程度下落すると思われます。
日本からの輸入品への追加関税ひとまず回避
これは相場にとっても歓迎となるシナリオですね。
強硬姿勢を崩さないトランプ大統領の指示を受けているUSTR側が折れるとは思えませんが、日本側がUSTRを説得できるに足るデータや証拠を提示できれば実現するかもしれません。
日米間の貿易摩擦が過熱しなかったことは市場から歓迎され、ドル円は買われることが予想できます。
アメリカに押し切られて2国間FTA交渉に突入
アメリカとの通商問題に関して、日本はFTAによる2国間協議ではなく、TPPによる多国間交渉で進めることを一貫して主張しています。
アメリカは日本とFTA交渉を行いたい旨を表明しており、この点での両国は平行線にあります。日本側代表だって日本の国営のために会合に出席するわけですから、そう簡単にアメリカの圧力に屈することはないと思いますが、押し切られないとも言い切れません。。。
このシナリオ通りになったら、ドル円は日本時間で日本人トレーダーからの失望売りが先行するでしょうね。ロンドン時間、NY時間では買い戻されて、最終的には相場的に変化なしだった、という動きが見えました(あくまでも妄想・予想の類いです)。
次回会合の実施、交渉を継続することで合意
おそらく一番可能性が高い結果はこれでしょう。両国の思惑が絡む交渉ですから、1回の話し合いで結果が出るはずはありません。
「両国経済に資する経済・貿易関係が望ましい」とか、「前向きに交渉を続ける意思があることを確認した」とか、「次回会合を早期に設け、引き続き交渉を進めていくことで合意した」とか、の声明が出されるのでは?
この場合、市場は特に反応なし、ですよね。
今回は明日開催される日米貿易協議について分析してみました。上で見てきたように、おそらく平行線で次回会合に持ち越しが一番可能性が高いのですが、交渉事に絶対はありません。
蓋を開けてみるまで結果はわからないので、できるだけシナリオを想定しておいて相場の変化に対応できるようトレードの準備をしておくことは大切です。
皆さんのトレードの参考になれば幸いです。
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