今週も重要イベントが目白押し！
先週はユーロ、ポンドを中心に活発な値動きでした。
前回の記事で書いた通り、2回の英議会での審議・採決が売買材料となりました。一連の採決の影響で、ポンド円はのべ7円近く上下を繰り返した格好です。
まず、12日の審議では予測した通り、EU離脱案否決（2回目）となりポンド円は2円近く下がりました。
EU離脱案の再否決を受けて、翌13日には「離脱期限延長」の是非を問う審議・採決が英下院で行われ、これは過半数以上の投票で「合意なき離脱」が否決されました。
143.84円→147.59円→144.60円→148.59円、と慌ただしい動きですが、スイングトレードにぴったりな相場環境だったと思います。
そして、今週も重大イベントが豊富で、相場が動く可能性大です。
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日銀会合議事要旨&FOMC
今週前半のハイライトは水曜日です。
08:50に日銀政策決定会合議事要旨が公開されます。ここ最近は日本発の材料は少ないですが、「もしかしたら」があるので無視はできません。
そして、本番は深夜のFOMCとパウエルFRB議長会見。利上げ回避が既定路線ですが、焦点は景気動向についてのコメント。ここ1、2か月続くハト派姿勢を維持するのか、慎重姿勢が緩和するのか、注目です。
EU離脱案3回目の審議
EU離脱延期の方針で固まったイギリスですが、今週はまだ重要審議があります。
EUに離脱期限延長を申請する前に、メイ首相は再度EU離脱案を下院に提出します。「3/20までに提出する」と報道されており、この結果は今後の延長期間交渉に影響をもたらすでしょう。
しかし、議会工作だけで採決内容をひっくり返すのは難しく、さらなる離脱案修正が必要だと思うのですが、水面下でメイ氏はEUと交渉しているのでしょうか。。。
EU首脳会議
そして、3回目の離脱案審議を経て、翌21日から22日にかけてEU首脳会議が開催されます。
ここでは間違いなく、EU離脱期限の延長が議題に上るでしょう。EU首脳がどこまでイギリスに譲歩できるのか、正直未知数です。
と、こうしてみてきましたが、ドル、ユーロ、ポンドと主要通貨で重要イベントが予定されているのが今週のFX市場です。しっかりイベントに合わせてトレードして大きく稼ぎましょう！
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