3回目のEU離脱案採決はあるのか？
FOMCでの年内利上げ見送り決定、パウエルFRB議長による超ハト派会見、ドイツ経済指標の低迷、一応決まった離脱期限延長への懸念、などの材料が重なりあい、主要通貨に対して円高が進んでいます。
今週のFX市場はまだ積極的な取引材料がないため、ドル円、ユーロ円、ポンド円などに目立った動きはありません。
ドル円は金曜の109.73円が底として支えられていますが、かといって上がりきれていません。110.25円～109.85円の狭いレンジでの値動きとなっています。
今週はドル絡みで超重要な指標・イベントはなく、比較的緩慢な相場になっています。トランプ大統領のロシア疑惑に関する特別捜査も「共謀なし」との報告が出ましたが、ご祝儀相場にもなっていませんね。。。
個人的には少しドル買いに動くと期待していたんですが（苦笑）
110円を割った水準で軽く買ってみて、110.60円辺りまでしばらくロングを維持してみるのも一興ではないでしょうか。
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個人的に、今週は英議会の動きに注目しています。
先週のEU首脳会議で決定した離脱期限を実現させるため、メイ首相としては是が非でも29日までの離脱案の可決を目指すでしょう。
また、週末にはロンドンで国民投票やり直しを訴える大規模なデモが開催され、与野党議員や閣僚からも国民投票検討の発言が聞こえ始め、残留派も積極的な動きを見せています。
4/12での「合意なき離脱」が濃厚となっているだけに、英議会の動きは今週もユーロとポンドのレートを大きく動かすでしょう。ドル円があまり動かないので、ユーロ円とポンド円には期待できそうですね。
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