主要通貨が高騰!
今週はドル、ユーロ、ポンドの主要通貨が非常に活発に動いています。
まず、前回のブログ記事で触れた英保守党党首選は予想通りにジョンソン氏の勝利で幕を閉じました。
これを受けて、24日のジョンソン氏首相就任直後にはご祝儀的にポンドが買われ、135.26円に急上昇!昨日も買いが優勢で10日ぶりに135.65円に達しました。EUとの再交渉に当たり、ジョンソン氏はアイルランド国境の関税問題の解決策とされるバックストップ条項削除を主張。バルニエEU主席交渉官が反発し、現在は135.15円まで戻しています。
そして、昨夜ECB理事会を終えたユーロ円も乱高下。
金利水準は予想通り据え置きでしたが、ドラギ総裁発言が材料となりました。
近い将来の利下げ実施と資産購入プログラムの再開の方針を明らかにしたため、ユーロに買いが集まり、1円以上上昇。1週間ぶりに121円台で取引されています。
そして、ドル円は好調な経済指標により、上値が重かったのが嘘のようにドルが買われています。
昨日発表された6月耐久財受注は前月比+0.7%に対して+2.0%の伸び、新規失業保険申請件数も21.8万件の予想を下回る20.6満健。この直後、108.50~70円で停滞していたドル円は高騰。108.74円にタッチしました。
昨日早朝の北朝鮮ミサイルは相場では無風で、イラン情勢もとくに続報がないため足元ではリスクオンとなっているようです。週明けもこの勢いが続くといいですが。。。
念のため、ポジションはある程度今週中に調整しておくのがよさそうですね。
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