安易なユーロとポンドの取引にはご注意を
先週トランプ大統領など米政府高官が米中通商合意に関して、「関税撤廃で合意していない」と発言したことをきっかけに、これまでの値動きが嘘のようにドル円の動きが小さくなっています。
108.85~109.30円のレンジに留まる動きで、利益を上げるのにはちょっと根気が要りそう。。。
今週のFX市場を俯瞰で眺めてみると、やはり英総選挙が近づいているポンド、そして英国と関係の深いユーロが引き続き大きく動いています。
こういう状況では、値動きに目が眩んでポンドやユーロを含む通貨ペアに手を出しがちですが、普段これらの通貨を取引していない場合、安易な浮気はおすすめしません。
その理由は以下の通りです。
通貨ごとに値動きの要因は異なる
大きな値動きをしている通貨ペアを見ると、「この流れに乗れば大金を稼げる!」と思ってしまうのですが、ある程度の下準備を踏まないと新しい通貨ペアでのトレードに勝つことはできません。
ドル円が米中通商交渉で大きな動きを示したように、欧州通貨はブレグジットや英総選挙といった独自要因に値動きが左右されます。
通貨がどういった情報に影響されやすいかを実際にトレードする前に知っておくことが重要です。
同じFX業者でも取引条件が違う
そして、意外と失念しがちなのですが、同じFX業者でも通貨ペアが変わればスプレッドやスワップなどの取引条件は異なります。
例として、XMのドル円とポンド円の取引条件を比べてみましょう。
スプレッド
下の画像はXMの気配値画像のGIF画像です。
ドル円のスプレッドは現在平均1.6Pipsなのに対して、ポンド円は3.8Pips程度です。2.4倍近い差があることがわかります。
ドル円よりもコスト面で割高ですので、短期売買を繰り返す取引スタイルの方は取引パフォーマンスに影響があるかもしれませんね。
スワップポイント
スワップポイントの大きさも取引戦略に影響を及ぼします。
XMのドル円スワップポイントは上の画像のように、買いが3.09で売りが-9.01です。買いポジションを持てばプラスのスワップ金利が付くので、含み損ポジションを長期保有するメリットがありますね。
一方、ポンド円のスワップポイントは買い-0.13、売り-7.53、と買いと売りの両方のポジションでマイナススワップが付いてしまいます。この場合、中長期で含み損ポジションを保有し続けると大きな痛手を被ることになります。
このように、あらかじめ通貨ペアのことを調べておかないと、実際のトレードで痛い目を見てしまいますので、ご注意ください。
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