FX市場はしだいにクリスマス休暇モードへ
先週のFX市場は大きな動きが見られました！
直近の世論調査の通り、英総選挙では保守党が過半数を押さえて勝利。これからジョンソン首相は公約通り来年1月末のEU離脱に向けて動き出すことになります。
これを受けてポンド円は143.80→147.90と4円近く上昇しました。
ただ、スコットランドと北アイルランドでは、スコットランド独立やアイルランド統一のための住民投票を掲げるナショナリズム政党が躍進したため、イギリス情勢には暗雲が垂れこんでいます。
ポンド円は現在145.50円を割る程度まで下がってきているので、145円を割るくらいまでの水準で買いを拾ってみるのもよさそうですね。
ドル円も「米中、第一段階合意」のサプライズで久しぶりに1円以上の上昇。意外に底堅く、109円を割るのには時間がかかるかもしれません。ドル円のトレードはしばらくお預けですね。。。
米中情勢と英総選挙の両方の恩恵を受けたのはユーロ円でした。先週金曜は往復2円の「行って来い」相場を形成、121.40円台までまた下がってきたらユーロを買ってみようと思います。
12月も残すところあと2週間弱。世界的にホリデイシーズンが始まりつつあるので、相場が動くのは今週が最後になるかも。「休むも相場」という格言があるように、むやみにポジションを取らず的を絞って短期取引にフォーカスするのをおすすめします。
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