ユーロとポンドが波乱の展開
先週から引き続き下げていたドル円ですが、連休中に反転上昇へ転じました。月曜NY時間に一瞬104円割れとなりましたが、何とか耐えてここが底に。
同日のドル指数は0.6%上昇したことがドル買いにつながったものと見られます。背景には、米国株が大幅に下げがあります。投資家は資金の避難先としてドルを求めました。
このドル買いを契機にドル円は下げ止まり、今週は買いトレンドが形成されています。ここ数日じわじわと買い進められ、現在は105.40円にタッチしました。
先週からの下げた分をほぼ取り戻しつつある水準ですので、ここはニュートラルな気持ちで取引したいですね。105.60円辺りで売りエントリーをしてみようと思います。
さて実は、ドル以上に気になるのが実はユーロとポンドなんです。
欧州での新型コロナ感染再拡大、英議会のブレグジット関連法案の下院可決、など欧州は波乱の展開となっています。リスク回避で欧州株も下落しているためか、ユーロ円は低調な値動きに。。。
買い材料が見当たらないため、まだまだ122.70～123.00円のレンジで推移しそうです。
ポンド円は最終局面を迎えたブレグジット交渉の影響を直接的に受けており、乱高下。ベイリーBOE総裁がマイナス金利導入について発言を二転三転したこともポンド相場を狂わせました。
今夜も23時にベイリー英総裁発言が予定されていますので、ポンド相場に動きがありそうです。
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