なぜ日本ではFXエキスポが流行らないのか?
こんにちは、サポートブログ編集長です。
昨日から、Finance Magantes Tokyo Summit 2015が開催されています。
Finance Magnatesは、FX業界ニュースサイトとして一定の地位を得ているメディアです。日本語版ウェブサイトもあるんですが、個人的には英語版サイトの方を好んで利用しています。今年の年頭辺りから、どうも日本版ウェブサイトの質が低下したように感じているので。。
さて、そんなFinance Magnatesはグローバルに、FX系エキスポを毎年開催しています。ロンドン、マカオ、キプロス、そして東京。
業界関係者から話を聞くと、盛況さでは東京が圧倒的に勢いがないそうです。
全世界のFX取引量の分布で見ると、3742億ドル/日の取引量を誇り、世界3位のシェアを持つ日本(2013年時点のデータ)で、なぜFX系エキスポの勢いがないのでしょうか?
理由は2つほどあげられるのではないでしょうか。
理由1:投資関係の対面営業に対する拒否感
海外の一般的なFXエキスポは、一般投資家向けものが多いです。多くのFXブローカーはエキスポ会場にブースを構え、営業スタッフやコンパニオンを配置して、会場で商談を進めます。こういうスタイルのビジネスは、日本の一般投資家相手には絶対ウケないですね。
理由2:国内のFX関連ビジネスの勢いのなさ
国内のFX会社は苛烈な競争のため、体力の限界に近づいています。新規参入企業もないです。G社、D社、S社などの上位企業もサバイブするのに必死です。
1つ指摘できることは、日本発のFX関連ITベンチャーは皆無であるということ。海外に目を向けると、画期的なプラットフォームを開発しているtradable、決済システムを提供するWoraPay、アセットマネジャー向けサービスを提供するWalnut Algorithmsなど、活きのいいFinTech(金融系IT)ベンチャーがゴロゴロいます。
B2B向けEXエキスポの盛況さの違いは、こういう業界の新陳代謝の違いに表れているのではないでしょうか。
日本のFX業界がより活性化すれば、全世界レベルでFX業界がさらに活気あふれるようになるでしょうね。
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