【Neteller】海外FXの入出金のこれからについて考えてみる【Skrill】
こんにちは。
先月末明らかになったNet+カードとSkrillの利用停止のニュースは海外FX界隈を震撼させました。
私たち海外FXトレーダーにとっては、「入出金手数料が小さい」「入金反映が早い」「トレード利益も出金できる」「プリペイドカード経由でASTM出金できる」といいことづくめだったNetellerとSkrill。
NetellerのプリペイドカードであるNet+カードは現在も利用停止であり、
Skrillは10/1以降、日本からの利用が停止となります。
一連の騒動については、下記ブログ記事をご覧ください。
Netellerの送金機能自体は現在問題なく使えていますが、正直今後もこのまま利用できるのかは未知数と言わざるを得ません。
Neteller(その運営元のPaysafe)がまた日本の金融ライセンス取得を目指しているという噂が業界内にはありますが、きっとまた失敗するのではないでしょうか。。
海外FXの歴史は当局とのイタチごっこの歴史であるので、また新しい入出金サービスが登場することは間違いないです。
世界はフィンテックブームで湧いていますし、新しい送金技術・決済技術は雨後の筍のように登場しています。
今回の記事では、海外FXの入出金の今後について展望を占ってみようと思います。
あくまでも、私個人の経験や知識に基づいた考察ですので、その点考量してもらえたら幸いです。
ビットコイン入出金が普及する
ビットコイン価格急騰以降、現在様々なビットコイン取引所とビットコイン送金サービスが生まれています。
日本国内ではMt. Gox(マウントゴックス)の不祥事のせいで、ビットコインに対してポジティブなイメージが少ないですが、ビットコインを利用した入出金には多くのメリットがあります。
手数料の安さ
例えば、海外銀行送金で入出金する場合を思い浮かべてみましょう。
この時、私たちトレーダーは、銀行による送金手数料(場合によっては為替手数料も)を負担しています。 ビットコイン送金では、究極的に海外FX業者と私たちトレーダーが仲介機関を通さず、直接送金のやり取りを行えるようになります。この場合、送金手数料はゼロとなります。
現実的には、サードパーティーのビットコイン決済サービス(bitpayなど)を利用することになるのでしょうが、その場合でも手数料は1%に過ぎず、銀行送金よりも、そしてNeteller・Skrillよりも手数料が安いです。
着金スピードの速さ
「依頼した送金が本当に実行されているか」を確認する作業に要する時間が、着金スピードの速さに関係してきます。
銀行送金だとこの確認作業に時間が掛かって、着金までに3~5営業日掛かってしまうわけです。
けれど、ビットコイン送金ではビットコインマイナーたちが報酬のビットコイン獲得を巡って、この送金確認作業を競争して終わらせてくれます。
既存のビットコイン決済サービスでは、1~2時間程度で送金完了するようです。
安全性も問題なし
Mt. Goxのビットコイン盗難事件はあくまでもヒューマンエラーが原因であり、数多くのビットコイン取引所のうちの1つが破たんしたに過ぎず、ビットコインシステムの信頼性には影響を与えていません。
そもそも、ビットコイン送金経路はブロックチェーン技術によって記録されていますし、完全に追跡可能となっています。
ですから、送金したビットコインが紛失するということはありえません。
送金手続きも楽
各ビットコイン送金サービスはそれぞれモバイルアプリを提供しています。
ビットコインの送金はこのモバイルアプリを使って、QRコードで送金手続きを完了させることが可能です。
この手軽さは普及のカギになるのではないでしょうか。
と、ここまで筆が走って、ビットコインに文字数を大きく割いてしまいました(笑)
長文になりすぎてしまうので、いったんこのあたりで区切ろうかと思います。
ビットコインを使った入出金というテーマは面白いので、これからも扱ってみたいですね。海外FXの現状として、ビットコイン建てのFX口座が存在しないため、おそらくビットコイン/円レートやビットコイン/ドルレートによって、入金額が変化するのが課題だと思います。
ですが、技術や関連サービスといった材料はすでに揃っているので、将来性・実現性は高いのではないでしょうか。
将来の話をすると夢が広がって楽しいですね!
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