トレードシグナルを使ってみよう Part1
こんにちは、サポートブログ編集長です。
今回からは少し趣向を変えたシリーズをお送りしたいと思います。
題して、「トレードシグナルを使ってみよう」。
裁量で取引するのは非常にダイナミックでスリリングで、自分の力で利益を勝ち取っている感覚がとても楽しいんですが、チャートや相場と直面するのがしんどくなるケースが時々あります。そんな場合、システムトレードに切り替えるという手があります。
けれど一概にシステムトレードと言っても、いきなり高額EAを購入したりマネージドアカウントに大金を投入するのは気が引けますよね?
そんな時は、シグナルトレードがおすすめです。
シグナルトレードは、MT4プラットフォーム下部のターミナル画面にある「シグナル」において、実行することができます。
しかし、実際にシグナルを導入するにはMQL5アカウントを作成し、MQL5へのログインが必要となります。こういった具体的な導入プロセスは次回から開設するとして、今回は、トレードシグナルそのものについてもう少し掘り下げてみようと思います。
トレードシグナルって何?
トレードシグナルとは、発信元の取引口座が行っているトレードを、フォローしている取引口座にコピーさせることで簡単に自動売実現させることができるプログラムです。
MQL5には世界中のFXトレーダーが参加しており、実に2,000件以上のシグナルが登録されています。様々な尺度でそれらを比較し、自分のリスク許容度や投資スタイルに合ったシグナルを見つけることができます。
トレードシグナルとEAの違い~メリット~
そして、シグナルは下記のような特徴において、EAとは異なります。
- ダウンロードおよびインストール不要
- 配信者が行ったシグナルのパラメーター更新などはリアルタイムで反映
- EAよりも安価
- どのブローカーのMT4でも基本的に利用可能
さらに、MQL5で手に入るシグナルには、「取引パフォーマンスの信頼性が非常に高い」というメリットがあります。MQL5上で公開されているシグナルは、MT4開発元でありMQL5運営元であるMetaQuotes社のサーバーを経由してデータを取得・公開されているため、シグナル配信者が介入してデータ改ざんをすることは不可能になっています。取引履歴、入出金履歴、デモ口座かリアル口座、などの情報が正確に反映されています。
注意点
トレードシグナルをするに当たって、下記の点を注意事項として理解しておいてください。
- ・1つの取引口座につき1つのシグナルだけ導入可能
- シグナル配信者の取引スタイルが裁量取引をしているかもしれない
トレードシグナルを評価する経験は他の投資商品(例えば、投資信託やファンド、マネージドアカウント)の評価・選別にも応用できますので、資産運用の観点から非常に有用であると個人的に感じています。
次回からは、トレードシグナルの導入方法を具体的に説明していきますので、楽しみにしていてください。
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