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トランプ大統領に振り回されるFX相場

先週金曜日は米英仏共同のシリア空爆により、為替相場に軽いショックがもたらされました。

 

これはまったくの寝耳に水な出来事で、ドル円、ユーロ円などクロス円相場は1円近く下落しました。

 

とくにドル円はドル売りが止まらず、月曜オープン以降も売られ続けています。ユーロ円やポンド円が反発を期待して買われているところを見ると、ドルだけが一方的に売られていると判断できます。

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現在106.95円まで下げていますが、ちょっと下げ一服となるでしょうか。個人的にはここで軽く買いエントリーをしたいのですが、トレンドを見ると底を打ったとはまだ言えないので、ポジションサイズは0.1lotくらいで押さえておこうと思います。ここからもう一段階下げる可能性もあるので、撤退ラインは浅めにしたいですね。

 

それにしても、ここ2週間の為替相場トランプ大統領の決定や発言に大きく振り回されています。

 

トランプ氏が大統領選で勝利した2016年秋から2016年末にかけてはトランプ政権への期待感と米国株の高騰により、118円近くまで円安が進んでいました。1年4か月前のことですが、すごく昔のことに感じますね(苦笑)

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就任直後から、トランプ政権内の人事問題、ロシアゲート疑惑、議会との対立、問題発言などのマイナス側面が目立つようになり、ドル円は114円~108円のレンジを大きく動く展開に。今年2月に入ると、ついにレンジを下に突き抜けて就任直前までのドル高効果はほぼ失われました。

 

トランプ政権が続く限り、彼の言動や政治決定に相場は大きく影響されるのでしょう。こうなると、経済指標を追うよりも、トランプ氏のTwitterをチェックしている方が相場の転換点を読み取れるのかもしれませんね。。。

 

 

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