日米連休中に主要通貨が転換点迎える
連休、皆さんいかがお過ごしでしたか?
お休みの間はマーケットから離れて気分転換されていた方もいるでしょうね。週明け、気持ち新たにチャートを見てみると、連休中の相場の動きに驚かれたのではないでしょうか?(私もその一人です)
ドル、ユーロ、ポンドとも相場に影響を与えるイベントが連休中から週明けにかけて発生しました。
EU、財政規則違反のイタリアに制裁準備
ここ数か月、イタリアの19年予算がユーロ相場の悩みの種になっています。ブレグジット交渉に出口が見え始めた今、EUとイタリアの対立構造がユーロにとって大きな売買材料と言えます。
連休直前にサルビー二伊副首相がEUとの妥協を示唆して、128円割れを回避したユーロ円ですが、「財政規則違反を理由に、EUがイタリアに対して制裁準備中」との報道が流れると、ユーロは再び売られました。
連休中でボラティリティが高まっていたこともあり、127.80円まで下落。連休が明けると、割安感から買いが入っています。
128.40円まで下がってきたら、買いエントリーしてみると旨味がありそう。
臨時EU首脳会合がEU離脱合意案を了承
ポンド円はEU離脱暫定案を巡って、イギリス国内で目立った動きがなかったため(新たな閣僚辞任やメイ首相不信任案に進展なし)、週を通してあまり動きがありませんでした。
しかし、連休初日の21日深夜、EU首脳会議を控えてメイ首相とユンケル欧州委員長が会談をするというニュースが流れると、EU離脱合意案了承への期待感からポンドに積極的な買いが入り、145.80円に到達。
金曜クローズに向けて利益確定売りが入りましたが、週末のEU首脳会議で期待通りEU離脱合意案が了承されたことを好感して、月曜オープン後から買われ、トントン拍子で148.60円まで回復しています。
今後のポンドの焦点は離脱案の議会承認を巡るメイ首相vs与野党の攻防に移ります。引き続き、経済ニュースのヘッドラインで相場は動くでしょう。
月末の米中首脳会談への期待感からドルが買われる
日米で連休が重なったため、ドル円は値動きは週真ん中から緩慢となります。連休直前にはポジション調整により112.60円台まで売られたものの、米国株式が反発したことを受けて、113円直前まで反発。
今週は30日からブエノスアイレスで開催されるG20サミットで、米中首脳会談が予定されています。首脳会談で何らかの妥協策が取り交わされると期待されていることから、ドルが買われています。
10日ぶりに113.50円台まで回復しており、G20開催まで期待感は持続し、ドル円の底値113円台でサポートされるのではないでしょうか。
2018年はまだ1ヶ月ありますが、そろそろクリスマス休暇が見えてきているのに、今年のFX市場はよく動きますね。
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