方向感が見えないクロス円、今週は動くか?
先週は前回のブログ記事で触れましたが、黒田日銀総裁による追加金融緩和示唆によって、ドル円、ユーロ円などクロス円が揃って上昇しました。
このままドル円は111円台、ユーロ円は125円台、ポンド円は145円台にそれぞれ突入か!?と思われましたが、弱い経済指標や期待はずれなFOMC議事要旨・ECB理事会議事録のため、レンジ相場に。
ドル円は110.55~110.88円、ユーロ円は125.35~125.80円、ポンド円は144.28~144.88円で推移しています。
英与野党でEU離脱方針の不一致から、所属議員の離脱が出るなど、「合意なき」離脱がもう目前に迫っているポンド円がまだ144円台で取引されていることが個人的には解せません。。。
いずれにせよ、今週は以下の通り、政治イベントが何らかの進展・区切りを迎える見通しなので、クロス円通貨ペアはレンジを上下どちらかに抜けるのではと見ています。
・2/27(水):EU離脱方針再審議・採決@英下院
・2/27(水)~2/28(木):米朝首脳会談
・3/1(金):米中通商協議最終期限
この中でも相場を動かす材料になるのは、米中協議ではないでしょうか。トランプ大統領は3/2に予定されていた中国製品への追加関税延期をすでに表明していますし、何らかの形で、「貿易戦争解決への糸口が見つけられているのでは」と期待できます。
ブレグジットについては、「交渉期限終了のタイムリミット直前に、メイ首相が上手い具合に英議会の合意を取り付けるだろう」との楽観論に支えられています。正直、その楽観ムードは根拠がなさ過ぎて、私は信用していないのですが(苦笑)、27日に新たな離脱方針が否決されても、ポンドは買い支えられる可能性は高そうです(たぶん)。
基本的には先週と同じくレンジ相場の取引をしつつ、レンジの上を抜けたタイミングで戻り売りを仕掛けたいところです。
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