パウエルFRB議長議会証言でドル売り
昨日のドル相場はパウエルFRB議長の議会証言待ちとなり、深夜までは目立った動きはありませんでした。
23:00に予定通り証言が始まります。「雇用統計が予想外に良かったが、景気見通し変更しない」という発言や、利下げに前向きな姿勢が感じられました。
その後に「今月のFOMCで利下げする用意がある」などの発言も見られ、まずは米金利が低下。これを受けてドル売りが加速。108.95円近くに合ったドル円も議会証言直後に50Pips急落し、108.44円でクローズとなりました。
さらに、本日03:00に公開されたFONMC議事要旨でも、FOMCメンバーの多数が利下げに同士を示したことが明らかになり、さらにドル売りに追い風となりました。
現在もドル売りは止まらず、6日振りの108円割れとなっています。反発を期待して買いエントリーをしたいところなのですが、問題は「今夜も23:00にパウエルFRB議長の議会証言がある」ということです。。。
パウエル氏の証言のインパクトは昨夜ほど新鮮味に欠けるとは思われますが、発言内容によってはもう一段階ドルが下がる可能性も否定できません。ドル買いを入れる1つのタイミングとしては「107.60円を割るか」というところでしょうか。
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